寿月堂 パリ店



斬新な店舗設計は建築家 隈研吾氏。1200本の竹が使われた店内は、

セーヌ川通りを歩く人たちの視線を独占。パリのサンジェルマン・デプレに

本格的なお茶専門店が誕生しました。一階の中央には日本から空輸した木曽

檜のカウンターが象徴的に配置されております。ここでは、選りすぐりの

茶器とお菓子で、抹茶セットや煎茶セットなど5種類のメニューがお楽しみ

頂けます。





          この方はもしや?





エルやフィガロ、ル・モンドなどの有名雑誌や新聞社のプレス関係者が100名ほどいらっしゃり、竹の建築や本物のお茶の試飲、石の茶室でのお手前に賞賛を多くいただきました。

向かいの人気店、ジェラールミュロのミュロ氏本人も、パーティにいらっしゃり、寿月堂の和のおもてなしにご満足いただいたようです。




寿月堂パリ店

地下ギャラリーの参考写真です。

地下は一階のモダンな空間とはがらっと違う厳かな

雰囲気の漂うお茶室兼ギャラリー「茶禅」。

現在は茶筒店を開催中。オープニングでは立礼式

(shimoo designのchajoku)でお手前を披露し、

多くの招待客に五感を通して和の文化を感じてもらい、

ご満足頂いたようです。

立礼式の茶会はおフランス(パリ)の方々にも人気があるとのことで、

継続して予約をしてセレモニーとして行うとのことです。

竹林見家オープンハウス&クラフト展







竹林の見える家

OPEN HOUSE

2008. 11.1 (土) - 11.5 (水)

OPEN : 10:00 - 18:00

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目の前にひろがる竹林に大きくひらいた住宅

木造平家でインテリアも素朴な木の空間

てっぺんにある天窓から光がおちる

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Special Recital

大橋俊希  クラシック・ギター奏者

11.3 文化の日

開場.17:00.  開演.17:30.  1000円


たたずまいがなんともいいお宅に仕上がっております。

その他さまざまなイベントがありますので是非足をお運び下さい。

詳しくはこちらまで

’98TAKAOKA CRAFTS EXHIBITION

ちょうど10年前私達が独立をして間もなく、仕事といえば下請けばかりでオリジナルの家具を作りたいと意気込んで独立したわりにはなんとなく忙しい毎日が過ぎ、このままでいいのか?と感じていた頃、いつかはチャレンジしてみたいと思っていた地元富山の高岡クラフト展に出品して運良く入選でもしてくれれば、きれいに飾ってもらえるうえに販売までしてもらえる、これは良い営業になるのではと思い軽い気持ちで出品を決めました。しかしいざ作品を作ろうと思っても何を作ればよいのか、自分達らしさとはどのようなものなのかさえわからない状態でした。ただ間違いなく断言できるのは自分達は日本人だということ、ならば今の日本人が今の日本人のために今作らなければならないものとは何か、変わりつつある生活スタイルの中でこれだけは残しておきたいこと、それは室礼という行為、住宅事情により座敷が無くなりつつある今、飾り付ける代表的な場所【床の間】だけでも残しておきたいとの思いで【置き床】を作ることにしました。置き床とは床の間の床板のように作った台で、移動できるもの。狭い部屋などで、床の間代わりに使うもので、壁に掛け軸などを掛け、その前に置き床を置くだけで床の間の空間が演出できるという優れものです。材料には当時珍しかった神代タモ、神代ニレを使用。比較的木目がはっきりと出てきて主張するので、デザインは極力シンプルにしました。
これも肩に力が入りさんざん悩み、ある意味少しあきらめも出てきた時に肩の力が抜け一瞬「無」の状態で「ふっ」と思いついたのを覚えています。それから2人で話し合い少し改良して出来たのが「うもれぎ」でした。うもれぎ(神代)とは地層中に埋まった樹木が長年の間に炭化して化石のようになったもので、人工ではできない何ともきれいな色をした木です。自分達の中では良いものが出来たのではないかと思っていましたが、なにしろ見た目がかなりシンプルだったのでただの板と言われればそれまでで出品にはかなり勇気が必要でした。というのも当時のクラフト展ではこのようなシンプルな家具は少なく、しかも初出品だったのでなおさらのこと。しかし結果は見事グランプリを頂くことができ、一報を受けた時周りに誰も居なかったので当時飼っていた犬の「ゴン」に抱きついたのを思い出します。
後に、思い起こせばあのとき一瞬ですが肩の力を抜いて考えることが出来たから、このように良い結果を残せたのだと思います。簡単なことではありませんが、時にはこのように「無」の状態で生まれるものから思いもよらないものができることもあるように思います。

この作品に書かれた評価はこうでした。

木のクラフトのもつ暖かさや温もりを断ち切り、これ以上はないというまでに、
削ぎ落とされたシャープなフォルムの放つ緊張感が鮮烈である。
完璧なプロポーション、エッジの切り込みの角度、
ディティールの美しさに作者の鋭い感性が伺える。
化石のように硬くて加工の難しい素材−神代・タモ−を用いて、
細部に濃縮された加工技術は、微塵も手の痕跡を残さない…。
若い木工作家の潔さ、仕事の充実度が感動を誘う。
花台に限らず、多様な生活シーンへの提案性のある優れた木製家具である。


制作した本人はここまでのことを計算して作ってはいません。
ある意味職人は、感覚で仕事をしているように思います。
言葉で表現することはもちろん重要なことですが、作る過程で足したり引いたりしながら仕上げていく感覚も鍛えていかなくてはいけません。
少なくとも僕たちはそうやってきました。
これからもこの「感覚」というものも大切に作品を生み出していきたいと思います。
そのためには良い話を聞き、良いものを見て、おいしいものを食べる、こうしたすぐ出来ることから始めようと思っています。




’98高岡クラフトコンペグランプリ作品「うもれぎ」

金屋「楽市」記念シンポジューム



昨日、金屋「楽市」記念シンポジュームに

行って参りました。

すばらしい講師の皆様が御見えになっており

大変為になるお話をお聞きすることが出来ました。

今一度、日本の工芸マンとして気持ちを引き締め、

製作に励まなければならないと、思った夜でした。


金屋「楽市」10/25,26には私達も出品しているので

是非ご覧下さい。

DESIGN WAVE 2008 IN TOYAMA



昨日、DESIGN WAVE 2008 IN TOYAMA が開催されました。

デザインウエーブイントヤマは「コンペティション」「ワークショップ」
「セミナー」「展示会」からなるプロダクトデザインイベントの集合体です。
毎年秋に富山で起こるデザインの大きな波は、県内企業やデザイナーを巻き込みながら、商品開発の波へと姿を変え、日本全国へ富山のデザインを選びます。
富山発のダイナミックなデザインのうねりをお楽しみ下さい。

その中の「展示会」長山智美のマイムームー哲学と富山プロダクツ展
で、shimoo designの作品を使って頂いています。





「自由な感性、時代を嗅ぎ分ける臭覚そしてデザインへの深い愛情」で
うらうちされた長山智美のマジカルなインテリアスタイリングの世界を、
富山プロダクツと最新のインテリアデザインで楽しめる展示会です。
是非ご覧下さい。

ちなみにSHIMOO DESIGNの作品とともに、アイアンチョップ澤田
作品も展示してありますのでご覧下さい。

クラフトマンズギャザリング

始まりました!

高岡駅前に期間限定クラフトショップ出現中!
富山県内で活躍中のクラフトマンたちによる、金属、漆、家具、ガラス、陶磁器など様々なジャンルのハンドメイド品を展示販売しています。
土日は21組の「つくり手」たちが直接販売する、
“ハンド to ハンド”!
みなさんも「手づくり」の味わいを感じて、あなただけのお気に入りを見つけてください。
イベント内容
期間限定駅前クラフトショップ
期間:平成20年10月21日(火)〜26日(日)

期間中ハンドメイド品を展示販売します。
ワクワクを、探しに来ませんか?
時間:10:00〜19:00
ハンドトゥハンド
期間:平成20年10月25日(土)〜26日(日)

クラフトマンたちによる直接販売!
話して、さわって、感じてみて。
時間:10:00〜19:00
参加予定 漆 斉藤慎二、田中美夜、志観寺愛
陶磁器 小杉かん子、沢越孝子、釋永岳
ガラス 鷲塚貴紀・多喜かおる[Grass Crafts Room]
小路口力恵[“小路口屋”硝子工房]
アクセサリー 内田弘実・加賀谷由美子[Me²]、小林綾花
松本善寛[マツモト時計店] 、加納麻衣子[eMu]
こけしオーナメント 光広由香[FEVES]
木彫 田中孝明
金属 沢田健勝[IRON CHOP]、中山裕晃[しろがね屋 裕翠]
折井宏司[momentum factory]
家具 下尾和彦・下尾さおり[shimoo design]、樋口敬二[Right Angle]
木工 藤島いっかん
染・織 浅井洋子
ワークショップ
ワークショップ
期間:平成20年10月25日(土)〜26日(日)

体験教室も開催!参加者大募集!
オリジナルの小物を作ろう!
時間:1回目 10:00〜12:00 2回目 15:00〜17:00

※各回とも同時に開催されます。
10月17日(金)までに下記方法でお申し込みください。

余り布を使って、
裂き織りをやってみよう!

講師:浅井洋子

参加費:
1,000円(コースターづくり)、
2,000円(がまぐちづくり)
定員各回3名

あじさいパーツや天然石を使って、
ネックレスを作ろう!

講師:加納麻衣子[eMu]

参加費:3,500円
定員各回8名

ポリマークレイ(樹脂粘土)で
オリジナルチャームをつくろう!

講師:加賀谷由美子・内田弘実

参加費:1,500円〜
定員各回5名

ワークショップのお申し込み

1)希望講座名 2)郵便番号、住所 3)氏名、年齢 4)連絡先電話番号を明記の上、高岡市デザイン・工芸センターへ電話、FAX、Eメールのいずれかでお申し込み下さい。

* TEL 0766-62-0520
* FAX 0766-62-0521
* tdcc@suncenter.co.jp

問い合わせ

* 高岡市デザイン・工芸センター
* 〒939−1119富山県高岡市オフィスパーク5番地
* TEL 0766-62-0520 FAX 0766-62-0521 E-Mail: tdcc@suncenter.co.jp
* www.suncenter.co.jp/takaoka/

金津創作の森 素材×ART2008 CHAJOKU(立礼卓)





    CHAJOKU(立礼卓)

先日、福井県の金津創作の森で行われていた「素材×ART」展2008

が、無事終了し作品を引き上げに行ってきました。

雰囲気のあるとっても良い展覧会で、評判もかなり良かったようです。

EXHIBITION



クラフトマンズギャザリング08が、

10/21〜26 10時〜18時

ウイング・ウイング高岡1Fにて行われます。

富山県内で活躍中のクラフトマンたちによる、

金属、漆、家具、ガラス、陶磁器など様々な

ジャンルのハンドメイド品を展示販売します。

土日は21組の「つくり手」たちが直接販売する、

“ハンド to ハンド”!

みなさんも「手づくり」の味わいを感じて、

あなただけのお気に入りを見つけてください。




また、同時期に高岡市の金屋町で行われる「金屋町楽市

にも出展予定ですのでこちらも合わせてご覧下さい。

10/24 18:30 にはパリの寿月堂の件でもお世話になりました、

隈研吾氏らによるシンポジウムも開催されます。(高岡文化ホール)

ちなみにポスターに使われているのは、SHIMOO DESIGNの立礼卓です。

場所はココ

ORDER





富山市にあるデザインセレクトショップ

チリング スタイル というお店の什器を製作中です。


ナイスなチョイスのイカしたショップですのデ、

是非、お立ち寄り下さい。